概要
- 日時: 2014/6/27(金) 19:00~21:30
- 会場: ハロー会議室 新宿 C+D
- スピーカー: 中井悦司さん @enakai00
他のかたのまとめなど
感想
最近は、Dockerについて、多く情報をInputして、自分の中でイメージを構築しようとしています。(英語とかの多聴に近いかも。) そのなかで、今回の勉強会での気づきは、DockerがLXCなどの他のシステムと違うのは さまざまな既存の技術を「一連の仕組み」としているところだな ということです。
これまでのLinux上の技術を組み合わせて、 CPU、メモリ、ネットワーク、ストレージなど一括して切り出せるようにしているので、 人によって、かゆいところが違ってくるのだと思います。
また、サーバの種類によって、Dockerを使ったほうがよいか、否かがかわってくると思います。 Dockerの技術はデバイスを隠蔽しているので、直接ハードを扱いたい場合などには利用できないのと、 DBもやり方によっては、実現できるのかもしれませんが、あまりメリットが多くないのかな と思います。 なので、実際にはアプリケーションサーバなどの状態を持たないサーバをDockerで 構築するのが最初になるのかな と思いました。
ただ、自分の興味のあるネットワーク周辺については、Dockerの思想からはずれるとことがあるかもしれませんが、 いろいろ小細工していきたいな と思いました。 (今回、@enakai00 さんがネットワーク周りの操作をデモでやっていただいて、なんとなくイメージが持てました。)
内容メモ
ちょこっとしたまとめです。スライド見るとだいたい書いてあるので。。
Docker入門(Docker クイックツアー)
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コンテナの仕組み
- Linux上でのコンテナは、昔(といっても、そんなに昔ではない)からある技術を組み合わせ
- ホスト側から、ひとまとまりにして、切り離せる
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Dockerの仕組み
- これまで実現するためには、一生懸命組み合わせないといけなかったものを簡単にできるようにしたもの
- インターネット上のレポジトリにコンテナをイメージを置き、利用できるようにしている
- ホスト側の環境がある程度そろっていると、コンテナの動きもかわらないようにできる
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Docekrを動かしてみる
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デモでいろいろ見せていただきました
- ちゃんとFedoraの上で、CentOSのtracerouteも動きました
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デモでいろいろ見せていただきました
Docker を支える技術
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Linuxコンテナの実態
- namespaceを使っていろいろなリソースを分離している
- コンテナ内部からは見えないが、ホスト側からは見える(操作できる)
- コンテナではpid 1のプロセスが落ちると、コンテナとして落ちる
- ネットワークのnamespeceCentOS 6.4とかだと使えない-> 6.5では入っている)
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これまでaufs依存だったが、Device Mapper Thin-Provisioningという仕組みが入って、aufs依存しなくなった
- Red Hatさんが作り込んだようです
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ホスト側からは、いろいろ設定が変更できる
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Docekrでは固定でも、そとから変更すれば変更できる
- ただし、Dockerの思想とは反するのと、ホストによって振る舞いが違ってくることもある
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Docekrでは固定でも、そとから変更すれば変更できる
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